目次
概要 ボッチソン上等だった
ボディビルディング+企画 筋肉さえ使えれば何でもよかった
モデリング+実装 Live2Dの原画からモデリングまで…
褒めるべき点 会場は大いに沸いたが…
反省点 まるで成長してない…
どこまで準備して仕込んでおくか? ぶっちゃけ100%仕込める
Live2D技術解説 ゲームパッドでマニュアル操作を試みたが…
動画技術 キャプったものをまたキャプる、手動ドラッグで顔を隠す
その他困ったこと等 ググった結果の著作権は?
今後の展望 次は逃げない 


概要

【ボッチソン上等だった】
2018/2/24-25 で開催された VTuberハッカソンで当日結成した「マッスルラビット」というぼっちチームで参加してきました。
得られた知見とか考えていたこととかを書きます。

作った動画はこちら
 
(できればもっとマシな動画にリファインしたい!)

筋肉の張りにも恵まれ、充実した二日間の開発を経て動画を出して、 GoroMan賞を頂くことが出来ました。嬉しいです!

ボディビルディング+企画

【筋肉さえ使えれば何でもよかった】
自分の場合、Live2Dを使うことだけは決めていました。恐らく少数派なので、ボッチソンになることは覚悟の上です。

「それぞれ付箋に○○から連想したアイデアを○分以内に10個書いて!」
みたいな指示の元、みんなで書いた付箋を交換したり質問し合ったり(有名なアイデア出し方法だそうです)して最終的に幾つかのアイデアを紙にそれぞれ書き出しました。

私が最終的に書き出したのは以下の3枚です。

これらの企画に皆で投票、「☆の1番多いアイデア上位3つのどれかの希望するチームに入りましょう…」的な進行だったと思います。

私のは4位だったので、本来ならその3チームのいずれかに入るべきです。
ただ、私は3D方面が弱くてできることも無さそうだったのと、Live2D使う余地が無さそうだったので、当初予定通り結局Live2Dボッチソンにしました。
(っていうか前日に念のために撮影しておいた筋トレ動画を使いたくなった可能性…)

モデリング+実装

【Live2Dの原画からモデリングまで…】
時系列で追っていきます。
ダメ元でアイデアソンに参加したけど、やっぱりボッチ

初日の晩でまだこの状態

一応、手持ちの服一式を参考にしています

0時を跨いでもまだ原画作成…

2日目の午前でやっとモデリングが完成

周りが凄すぎる中、こっちは疲労困憊。起死回生の一手を思い付く。

そしてギリギリで発表

褒めるべき点

【会場は大いに沸いたが…】
ウケた。会場で1番沸いた。狙い通りだった。
Vtuberとしてやっていくビジョン(強み)を語れた。


第1回 VTuberハッカソン 最終成果物発表
 
1時間08分14秒~13分31秒辺りが私の発表です。

Togetterの反響:4ページ目後半くらい

反省点

【まるで成長してない… 】
技術的なチャレンジから逃避。何も身についていない。
Vtuberとは言えない。Live2Dを全く活かせていない。
キャラが脇で立っているだけで、モデリングに時間を掛けた意味ない。
マンネリでまるで成長してない(筋肉)芸風。
会場ウケに最適化されていてハッカソンをハックしている。
→動画単体として観て、ハッカソン参加者以外が楽しめるか疑問
ハッカソンの趣旨を履き違えているのではないか?
ウケればいいってもんじゃない。
作ろうとしているものを頭の中で明瞭にする意味でも先にスライドを作るべきだったかも
01
02
03
04
やっつけ4pスライド(パワポわかんなくて発表聞いている間にクリスタで作る)
疲弊した頭でこの手の資料や発表そのものがおざなりになると折角の苦労が報われない。


どこまで準備して仕込んでおくか?

【ぶっちゃけ100%仕込める】
今回、どこまで準備してハッカソンに挑むか悩みました。
っというのは、ぶっちゃけ全部予め作っておいてしまうことが可能だからです。
そうするのが1番クオリティ高くできたと思うんですが、反則臭いのと、万が一進行の都合上無理やりチームを組まされたら、折角の仕込みが無駄になるので特にこれといった準備はしていませんでした。
今にして思えば、AE等動画編集ソフトの予習だけでもすべきだったと思います。

事前にやっておいたことと言えば、試しにLive2D Animator上でアニメ付けする方法(大変過ぎて10秒動画でも死んだ)やLive2D Viewerでドラッグする方法で作る動画を試していたくらいでしょうか。

うさぎが思ってたより可愛くならなかった…

 
Live2D Viewerでドラッグ

Live2D技術解説

【ゲームパッドでマニュアル操作を試みたが… 】
Live2Dをゲームパッドで制御(旧Live2D Viewer限定)
360ゲームパッドで、
左スティック:顔の角度X,Y
右スティック:体のZ,Y
ABXYボタン:4種のモーション再生
L、Rトリガー:左右それぞれの腕
に割り当てました。
「左スティックに角度XYと体のXYの両方付ける…」みたいなことができればいいのですが、できないようです。

ハッカソンのレギュレーションが1分半の動画という短いものだったので、
「表情筋が弱くてFaceRigが苦手な自分はゲームパッドでマニュアル操作した方が目当てのモーションを作りやすいんじゃないか…?」っと思いました。

結論としては、喋りながら(音声を聞きながら)任意のモーションをタイミングよく再生させるのが想像以上に難しくて失敗でした。これは反射神経やリズム感の問題もありますが、モーション自体が即動くモーションじゃない(例えば頷くモーションであっても即頭を頷くわけではなく、予備動作が入ってタイミングが難しいなど)と難しいなど、完全に技術選定を間違えました。
素直にFaceRigを使って任意モーションはキーボードショートカットで再生する方式が1番だと思います。

あと、リップシンクをする場合は「内部音量」の罠に注意が必要です。


動画技術

【キャプったものをまたキャプる、手動ドラッグで顔を隠す】
Bandicamでキャプったデスクトップの動画4つを連続再生したものを更にキャプるという非常に頭の悪い方法で動画を作っています。AEはインストールされているんですが、なんだかんだで禄に使っておらず、当日使い方を考える気力が残っていませんでした。
普段から自己研鑽をしてないツケをたっぷり払って、たいへんお粗末な動画になっております。
実写筋トレ動画の自分の顔を顔だけに削ったLive2Dモデルを使って手動ドラッグで覆い隠したものをキャプる…っという最高に頭悪い動画です。

その他困ったこと等

【ググった結果の著作権は? 】

トレーニング方法や器具を手っ取り早く図示するために使いたかったです。
色んな意見を頂いたのですが、審査員様達を困らせても面倒なので、万全を期すため使いませんでした。絵で説明したかったところを全部テキストで説明する羽目になって、非常に残念な動画になった気がします。

今後の展望

【次は逃げない 】
次があるなら技術的にチャレンジから逃げず、ハッカソンに挑みたいと思います。
そしてなにより「Vtuberのキャラ」を創造してやりたいと思います。