この記事はOculus Rift 2 Advent Calendar 2014の4日目の記事です。

結論:体験者は最高のポップ
そこら辺を解説します

はじめに
最近UE4でOculus Riftコンテンツを作っている野良うさぎです。
拙作、ねこのるんばを例にOculus Riftのエクステリアについてお話します。
↑こんな感じでプレイ

↑ゲーム自体の動画


Oculus Rift エクステリアとは 
ボク用語です。
今作りました。
他所で言っても通用しないので注意してください。
※用語としても適切なのか謎です(あとで使うのやめるかも)。

ここでは、直接のゲーム内容そのものであるソフトウェア(内装)とは別に、飾り付けたり騎乗したり着飾ったりといった直接的にはソフトウェア部分とは関係のない外装部分を指します。
主に体験者の気分を盛り上げたり、展示効果をアップしたり、展示者自身を喜ばしたり(重要!)する効果があります。

実際の展示の様子
実際の展示の様子をみてましょう。
だいたいこんな構成です。
先ず、漬物の蓋に適当に黒テープとアルミテープを貼って作ったル○バに乗っていただきます。

↑【ゆるぼ】胴体部の使い道
別に稼働とか何もギミックは仕込んでいないんですが(回転台を検討したけど、安全性の面から断念)乗るという儀式に意味があります。この蓋から落ちないようにバランスを取ることになります。
(ちなみに最初は金たらいを使うことを検討していましたが、高さがあり過ぎて危険なので断念)
そして、Oculus Riftを被っていただき、
その次に(重要)「ヘッドホンをお付けしますね~^^」
などと言って、しれっと猫耳と一体型させたヘッドホンを付けます。




Oculus Riftで視界が塞がり、拒否権が無いのがポイントです。
これが任意装着の猫耳だと断られてしまうので、ヘッドホンと一体型にすることで装着する口実を与えて上げるのがやさしさってもんですw
 
激しく萌えますね。
このあと、めちゃくちゃ猫耳装着しました。色んな方々に。

ゲーム外をゲーム化する

木造校舎、戦艦、STG、ルンバなど、ユニークなOculusコンテンツを体験【デジゲー博レポ・2】

リンク先の記事にて紹介頂きました
.(し゜ω゜)
(し゜ω゜)b


最近の事例:学園追放
先日の
OcuJamで作りました。一部で大好評。
ポポポ認証や学園追放 2日でVRゲームを作る「Oculus Game Jam」がスゴかった #asciijp
こちらもOculusエクステリアにより拘った作りになっております。
ちなみに元ネタの楽園追放という映画(絶賛上映中)は超オススメです!

iTunesなら1300円で48時間レンタルできます。
元ネタを観て頂くと、何をやりたかったのか(アーハン騎乗)などがよりわかりやすくなります
 
↑この動画が1番プレイの様子が判りやすいかも

 
イルカフロートの取っ手部分と尾ひれの足掛け部分がアーハン騎乗に超最適でした
これの騎乗姿勢が元ネタアーハン騎乗姿勢にそっくり 
学園追放 (Oculus Game Jam 大阪会場) #OcuJam
開発者: 栗坂こなべ (@kurisaka_konabe) alwei (@aizen76) 暇人 (@hima_zinn)

↑1.5m☓1.1m
可能であれば騎乗感から2m級のもっと大きなイルカフロートを買いたかったんですが、スペースの都合を考えて断念。

金髪は大阪日本橋でんでんタウンのメロンブックスがある建物の3Fの中古同人グッズ店らしんばんで購入しました。1番長くて高い80センチで2680円くらい。短いものはもっと安かったです。
他のコスプレ専門店だと大体8千円くらいしました。
amazonだともっと安いのもあるのですが、写真と全然違うモノが届くトラブルもあるようなので、現物の色味を見れるのが強みです。こんな箱に入ったウィッグが大量に並んでいました。色とか長さとか品揃え豊富です。
B4BE89ECIAAv_yZ
金髪は勿論、見た目もあるんですが、頬を撫でる感触とか、頭を振ったときに伝わる髪の慣性や重みですとか、自身がアンジェラさんになった気分になる効果が大きいです。
 
↑こなべ自身のプレイ。髪を掻き上げたときに最高にアンジェラです! ボクがアンジェラだ!

この記事を書いている今、ちょうど約束された勝利の法衣が届きました。
これが当日間に合わなかったことだけが悔やまれます。

急遽、装備してみました。
B4AZKEmCIAAOggZ

※直接着ると色々と汚れる(物理的にも精神的にも)ので服の上からです
これでまた一歩アンジェラさんに近付けました。
完全体まであと僅か…
 
締めとか
Oculus Rift エクステリアには見た目のポップ効果と体験者自身の気分高揚、なりきり度アップ、展示者のテンションアップなど様々な効用があります!
様々なエクステリアを身に付けて展示会を盛り上げましょう!


明日12月05日の記事はtitoi2さんの「
SwiftからOculus SDKを使う」です。
たのしみですね。