先日、2014年11月16日に秋葉原UDXにて開催されたデジゲー博にUE4で作成したOculus Rift DK2用コンテンツの『ねこのるんば』を出展してきました。
 neko_no_roomba_pop

■どんなゲーム?
某有名自動掃除ロボに乗った猫の気分を味わえます。
「猫のルンバ(踊り)」「猫乗るん場」「猫 NO ルンバ(踊り)」であって、某有名自動掃除機ロボのことじゃないよ!言い張ることも可能なタイトルにしてあります。




 ねこのるんば


 yamaさんの遊び風景

□タイトル被り
ググったら、同名のスマホアプリが既にありましたが、見なかったことにしました。
全然違うソフトなので気にしない。
正直、これ以上にナイスなネーミングが思い付きません。

■未実装項目
Leap Motionによるユーザの猫パンチ攻撃(間に合いませんでした)
物理掃除機ロボ台(バランスを崩しやすいコンテンツなので安全性を考えて見送り)

■75FPS死守
今回はおかず@pafuhana1213さんに #関ゲ部 内でお会いしたときに軽量化にご協力頂きました。
問題なく75FPS出ています。感謝!!

■サイズ感の話
「掃除機ロボに乗っている猫」というよりも、「胸まで底なし沼に浸かった人間」が移動している…という感じにしかならなくて、難儀しました。
悩んだ末に、「すべてのオブジェクトをデカく拡大する」という方法で解決しました。
大体縦横2倍ずつくらいに拡大してあります。
これで幾分、小人感が増して猫らしい感じになります。
あとはなるべくVR内の地面とリアル地面の高さが一致するようにゲーム内カメラとトラッキングカメラの高さを調整すれば、底なし沼感は軽減されました。


■意外な罠:向きの話
普通のPCアプリとして起動した場合には、掃除機ロボの向きが回れば乗っている猫も当然回るんですが、Oculus Rift用として起動すると何故か掃除機ロボだけが回転して悩みました。



掃除機ロボだけ回転!アイエエエ! ナンデ?







解決!超感謝!!

■カメラ設置位置の話
デジゲー博ではOculus Rift展示者は出来れば2スペース取っておくべきでした。
「机の移動および通路側への椅子配置等はできません」
という制限がネックに(結局、許可を得て周辺スペースは机を後ろに下げましたが)。
「猫になった気持ちになって屈んで貰う」必要があったのですが、トラッキングカメラを机上に置くと体験者に大きく後ろ(通路側)に下がって貰う必要があり通行の邪魔。かといってトラッキングカメラ側を大きく後ろ(ブース)側に下げると、机自体が屈んだ体験者とトラッキングカメラを挟む遮蔽物となり、上手くトラッキング出来ません。
結局、机上の前後真ん中辺りの位置に設置して妥協しました。
たまたま前の通路が広いスペースの配置だったからよかったようなものの、狭いスペースならアウトでした。

「▲ルンバに乗った猫の気分を味わえる『ねこのるんば』」っと簡単に紹介

「猫になってルンバと遊んだりといった体験型のコンテンツ」っと超簡単に紹介

■今後の出展予定
11月22日 12:00~18:00 京都大学11月祭 VR体験会 1共21(吉田南1号館21教室)
11月24日 13:00~21:00【関ゲ部】ゲームぷち展示会&交流会 https://atnd.org/events/58321
関東でも出展機会があれば赴く予定です。